日立システムズ エンジョイ!クラシック
りゅうとゆうの「低音からこんばんは!」

実は、先月11月の仙台フィルの定期公演に、大久保ANがお客さんとして来てくれました。
何がきっかけでも、こうして仙台フィルの演奏会に来てくれることが一番嬉しい。僕は仙台フィルの首席に就任して以来ずっと言っていることなんですけど、定期演奏会を毎回満席にしたいと思ってて、もちろん今までのお客さんも大切にしたいけれども、こうやって初めて来てくれるお客さんとの出会いを大事に育てたいって思うんですよね。僕たちもまた、それを糧に、次の演奏会に向けても全力で行きたいと思います。

さて、そろそろ本題へとまいりましょうかね。「コントラバス弾きの5つの心得」。どうしましょう。ひとつずつお伺いしていきましょうかね。それでは早速まいりたいと思います。コントラバス弾きの5つの心得!

1.楽器は選べない!

ピアニストと一緒で、その現場現場にある楽器で対応しなければならない時がある…ということです。ソロの演奏会や室内楽の時は自前の楽器を自分で運びますがオーケストラの時は基本、楽団所有の楽器を使用しています。だから、運ぶ時もコントラバスは、そのほかの打楽器やハープ同様、大型楽器としてトラック等で運んでもらうのです。だから、オケのリハーサルの時は基本的に手ぶら、または弓だけ持参する感じなんですよ。

2.おしゃれは出来ないと思え!

コントラバスは、少し背の高い椅子、うーん、たとえていうと、Barとかのカウンターの椅子のようなのに腰を掛けて弾くことが多いんですけどそうすると、短いスカートとかタイトスカートみたいなのは履きにくい。あと、ヒールのある靴も難しいでしょう。あと、男性だと、ベルトのバックルも楽器を傷つけてしまうことがあるので、外して弾いたりするし、あとこれは弦楽器奏者やピアニストみんなに言えるけど、爪を伸ばすことが出来ないからネイルアートができないの!

3.メロディを欲しがるな!

そう。コントラバスはメロディ楽器ではないんですよね。ほとんどが伴奏。ひとつの音を延ばしたり、ボンって弾くだけ。たったひとつのその音に、歓びを感じるか、つまらないと思うかはあなた次第。こころを込めた一音が時折、とても雄弁になることがあるのがこの楽器の醍醐味でもあります。

4.ピチカートに魂を籠めろ!

弦楽器みんなこの弦を弾く奏法はあるんですが、特にコントラバスが出すピチカートの音ってのは、とても余韻が長く、太く、オケを包み込むことが出来るんです。弓で弾く以上に時にはたくさんの音の引き出しを持つことが大切。ものすごく強いバルトークピチカートと言われるようなバチン!という音もあれば、ふくよかにその時鳴っている和音をすべてくるむような香り立つようなピチカートもあるんです。いろんなタイプのピチカートを表現できるようになると、ジャズはもちろんのこと、どんなジャンルの音楽にもすぐさま溶け込んでいけるんですよ。コントラバスって!

5.視野を広く持て!

コントラバス奏者にとっての視野って?コントラバスはアンサンブルの要。本番では常に予期せぬ事が起こるもの。常にアンテナを張り巡らしていないといけないんです。車の運転の「かもしれない運転」と一緒です。決して「だろう運転」にならないように、演奏中は自分たちの音だけじゃなくて、一緒に弾く人たちの音や指揮者の指示、お客さんの反応にまで過敏に反応しています。

助川さんとの「りゅうとゆうの低音からこんばんは!」今日でラストの放送です。助川龍というロック少年がコントラバス奏者になるまでのヒストリーのお話しから、助川さんが日ごろどんな思いで演奏しているか、たくさん教えて頂きました。

本当にありがとうございました。語り尽くせぬほどの熱い想い。これからもまたどこかで聴かせて頂きたいですし、また演奏会伺います!待ってますよ。それでは皆さん、3か月間ありがとうございました。
Have a nice weekend! I’ll be Back! またいつか!

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