第5回放送:8月12日放送

日立システムズ エンジョイ!クラシック 西沢澄博の「オーボエ吹きのつぶやき セカンドシーズン!」第2回は、「管楽器奏者がこっそり教える名曲選」です。
オーケストラの管楽器仲間たちに訊いてきたアンケートをもとにこっそり、だけれども電波にのせてお送りしたいと思います!

今日のテーマは「管楽器奏者がこっそり教える名曲選」です。
バックにも管楽器の美しい音色が聞こえてきました。仙台フィルの演奏で、モーツァルト:協奏交響曲です。
こちらの曲は、管楽器のソリストが4人とのことですがそうですね。オーボエと、クラリネットと、ファゴットとホルン、4人のソリストがオーケストラとかけあう曲で、今度8月にも、マイタウンコンサートで岩沼と栗原でこの曲を演奏するんです。

今日のテーマ、なぜに「こっそり教える?」
もともと、曲の中で、管楽器の「見せ場」として登場する場面って、美しかったりかっこよかったりもするんですけれど、実際は、緊張感漂う瞬間だったり、スゴ技を駆使していたり…。

今回は、仙台フィルの同僚のみなさんに「アンケート」をとってきました。
はい!アンケートにご協力頂きましたのは、フルート 芦澤曉男さん、オーボエ・イングリッシュホルン担当木立至さん、クラリネットのダヴィット・ヤジンスキーさん、ファゴットの水野一英さん、ホルン須田一之さん以上5名のみなさんとのことです。
「あなたの見せ場!教えてください!」
・ドヴォルザーク:新世界より 第2楽章
イングリッシュホルン、木立さんがこっそり教える名曲の見せ場ということですね。

・ビゼー:アルルの女 メヌエット
こちらも、名曲ですね。フルートといえば!というくらい美しい音色の見せ場がありますね。

・ガーシュウィン:ラプソディインブルー
カッコイイ!クラシックというより、ジャズみたいな雰囲気がありませんか?ピアノも大活躍の曲ではありますが、この冒頭のクラリネットは確かにとてもカッコイイし、印象的ですよね。アメリカの作曲家であるガーシュウィンの作品です。ダビットが仙台フィルで演奏しているのも何度も聴いていますが、素晴らしいですよ。
・ショスタコーヴィチ:交響曲第9番 第4楽章
これは、ファゴットですか?そうですね。これも大ソロです。しかもロシアの作曲家ショスタコーヴィチ:交響曲第9番の第4楽章の緊迫した空気感の中で演奏される部分です。
というか、この楽章のほとんどが、ファゴットのソロなんです。ベートーヴェンの第9のパロディのようなところもあり、とても緊張するとそれこそ、「こっそり」教えてくれました。
・マーラー:交響曲第5番 第3楽章
ホルン須田さんが教えてくれた「見せ場」です。これまた勇ましい雰囲気ですね。マーラー交響曲第5番の第3楽章の冒頭部分なんですけれど、楽章の冒頭にホルンの見せ場がやってくるっていうのはなかなか緊張するでしょうね。

このマーラーの第5番は第1楽章、第2楽章が長大で、ドラマティックだったり闘争的な雰囲気や混沌とした様相を表していて、第1楽章、第2楽章と分かれているけれど「第一部」ものがたりでいう第一章みたいにまとまっているんですね。そしてこの第3楽章から新しい章が始まるみたいなところなんです。・・・・

続いては見せ場に続いて、「スゴ技」!!これは聞きのがせませんね!題して「あなたのスゴ技!教えてください!」

・ムソルグスキー:展覧会の絵 古城
とても息の長いメロディを奏でるのはイングリッシュホルン。木立さんからの実はスゴ技使っていますです。

・スメタナ:わが祖国より「モルダウ」
フルート芦澤さんから教えて頂いた実はスゴ技使っていますの部分。この曲はご存知川の上流の水源の様子から描いている音楽ですが、その長い川のものがたりの始まりは、弱音でフルートが奏でるところからスタートするんですね。この流線形のメロディを2本のフルートが掛け合うんです。水の流れって、止まりませんからね、丁々発止というか、いかにながれよく水のように表現するかはとても難しいアンサンブルのようです。

・ラヴェル:ダフニスとクロエ 第2組曲「夜明け」
こちらはダビット・ヤジンスキーからのスゴ技紹介。

・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」より第2楽章から第3楽章
続いてはホルン須田さんのスゴ技、ちょっとわかりにくいかもしれないんだけれども、よく聞いてみてください。実はスゴ技は、楽章と楽章の間に訪れます。これはベートーヴェンのピアノ協奏曲 第5番の2楽章から、アタッカといわれる切れ目なく次の③楽章にいくところなんですがピアノのソロの下で、鳴っている持続音に耳を澄ましてみてください。

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